サーフィンニュース

原発から放射性物質が海へ サーフィンしても問題ないのか!? その2


終息には程遠い福島第一原発問題ですが、4月4日から1万1500トンの低濃度汚染水が海へ放出されたことは、海でサーフィンするサーファーにとっては大問題です。

 

3月31日のニュース 原発から放射性物質が海へ サーフィンしても問題ないのか!? その1 では、「問題は無さそうだが、最新のニュースをチェックして自己判断でサーフィンしましょう。」と書きました。あれから半月近くたったので、最新の情報を調べてみました。



文部科学省の「海域における放射能濃度のシュミレーション」4月16日発表

東京電力(株)が公表している4月13日までの海岸の海水放射能濃度をもとに、最新の風と潮汐の影響を取り入れた5月31日までの放射能濃度分布のシミュレーションです。



ポイントは、福島沖の海流は、日本海流(黒潮)と対馬海流分岐流(津軽暖流)と千島海流(親潮)の影響で、複雑でゆっくりとした流れとなっていて、この複雑な流れで原発の放射性物質は、沖に向かって拡散するようです。

↑ ヨウ素131のシュミレーション



4月中旬、放射性物質はだんだんに拡散するものの、とてもゆっくりと薄まりながら、やや南寄りで沖へ移動すると予測されています。



なお、放射性物質が原子力施設の排水の濃度限度を下回るのが
ヨウ素131 4月21日頃
セシウム137 4月17日頃と計算されています。



くわしくは 海域における放射能濃度のシミュレーションについて(第二報)

↑ セシウム137のシュミレーション


原発南側の防波堤付近に汚染拡大を抑える、約120メートルの水中カーテン(シルトフェンス)が設置されました。これ以上海が汚されないことを期待したいです。



水産庁の「水産物の放射性物質の検査結果」

水産庁が4月18日現在の海の魚介類の放射性物質検査の実施状況を公開しました。



ポイントは黒丸の場所で採れた魚介類は、残念ながら暫定規制値を超えてしまったことと、それ以外の場所で採れた魚介類は、規制値を超えなかったということです。



主な採取地と公表日は以下のとおりです。
暫定規制値(魚介類、海草)
放射性セシウム:500ベクレル/kg
放射性ヨウ素:2,000ベクレル/kg

3月28日 九十九里浜地先 チョウセンハマグリ
 セシウム 検出限界未満  ヨウ素131 29ベクレル/kg

3月31日 鴨川沖 マアジ
 セシウム 検出限界未満  ヨウ素131 検出限界未満

4月6日 伊豆大島波浮沖 フクトコブシ
 セシウム 検出限界未満  ヨウ素131 検出限界未満

4月7日 鴨川沖合 カツオ
 セシウム 33ベクレル/kg  ヨウ素131 検出限界未満


4月8日 銚子沖 マイワシ セシウム 8.5ベクレル/kg  ヨウ素131 4.9ベクレル/kg

4月12日 銚子沖 マイワシ セシウム 2ベクレル/kg  ヨウ素131  検出限界未満

4月13日 小田原市地先 マイワシ セシウム 1.8ベクレル/kg  ヨウ素131  1.6ベクレル/kg

4月13日 勝浦沖 カツオ セシウム 検出限界未満  ヨウ素131  検出限界未満

4月14日 東京内湾 スズキ セシウム 2.2ベクレル/kg  ヨウ素131  2.1ベクレル/kg

4月15日 銚子沖 カタクチイワシ セシウム 7.9ベクレル/kg  ヨウ素131  検出限界未満

4月16日 北茨城市沖 アンコウ セシウム 7ベクレル/kg  ヨウ素131  9ベクレル/kg


くわしくはこちら → 海産魚介類の放射性物質検査の実施状況  各都道府県等における水産物放射性物質検査結果について
*データの見方
 1.「海産魚介類の放射性物質検査の実施状況」で、知りたいポイント(白丸)の番号を覚える。
 2.覚えた番号を「各都道府県等における水産物放射性物質検査結果について」の No の項目より探す。



「千葉県沿岸でサーフィンをしても健康への影響はない」と千葉県がホームページで回答

千葉県のホームページには、東日本大震災関連の Q&A では、以下のように掲載されています。


Q.千葉県沿岸において、サーフィン、釣り、磯遊び等をしても健康への影響はありませんか?

A.文部科学省において実施している福島県沖の測定結果が公表されています。

海域など一般海水中の放射能濃度の評価基準は定められていませんが、ちなみに、これまでの測定結果によると、最も高い地点においても、飲料水の指標値である放射性ヨウ素300Bq/kg、放射性セシウム200Bq/kg(原子力安全委員会が定めた飲食物制限に関する指標値)を下回っています。

厚生労働省では、水道水が指標値を超過した場合においても、入浴、手洗い等のリスクは飲用摂取のリスクより相当小さいと推定していることから、飲用による摂取以外の水利用は可能であるものと考えています。

また、千葉県は福島県沖測定点から約150キロ離れていること、日本東方海域の海流の状況から、現時点では、千葉県沿岸において、サーフィン、釣り、磯遊び等をしても、健康への影響はないものと考えています。

千葉県沿岸において、サーフィン、釣り、磯遊び等をしても健康への影響はありませんか? より引用

関連情報へのリンクもあるので、ぜひチェックしてみてください。



いろいろな情報を紹介しましたが、「そもそも政府の言っていることなんて、信用できない!!」というサーファーもいるでしょう。そういう方は、事態が落ち着くまでサーフィンをするのは、見合わせたほうが良さそうです。



「なんとなく不安」というサーファーの方は、海に入ったら
・海水を飲まないように気をつける。
・サーフィン後は、水で体はもちろんのこと、ウエットやサーフボードも良く洗うようにしましょう。



サーフィンする方は、常に最新のニュースをチェックするなどして、情報収集を心がけて、自己判断の上サーフィンするようにしましょう。



関連リンク
政府関係からの重要なお知らせ
海域における放射能濃度のシミュレーションについて(第二報)文部科学省
水産庁/魚介類についてのご質問と回答
千葉県沿岸において、サーフィン、釣り、磯遊び等をしても健康への影響はありませんか?/千葉県
千葉県は海域の放射能の測定を行わないのですか?/千葉県
福島第1原子力発電所周辺の海域モニタリング結果







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